ビッグバン宇宙論読了

サイモン・シンのビッグバン宇宙論(上・下)を読了。
あまりに買ってからの期間が長かったために、既に上巻の内容など頭に残っていないことは内緒。


やっぱりこの人の本はいいなぁ。
準備知識のない人のもわかるよう平易に書いているにも関わらず、読み終わった後には、宇宙の隠された秘密を解き明かしたかのような気分になった。


出てくる科学者が偏屈な天才ではなく、どこか親しみを感じるように描かれていることも、面白く感じる理由のひとつだと思う。


もの凄いスケールの研究をしていながらも、成果が認められないことを悔しがったり、反対派の人を小馬鹿にしたり…


頭の善し悪しみたいなのはあるにしても、やっぱりこの星に理由も知らず生まれて、なにかかにか苦労してがんばってるあたりは、一緒なんやね。

ビッグバン宇宙論 (下)

ビッグバン宇宙論 (下)